価格変動が非常に激しい仮想通貨市場の中で、今後ビットコインの価格がどのように変動していくのか気になる方も多いのではないでしょうか?
もし、価格上昇が見込めるのなら今のうちにたくさん保有しておきたいですよね。
実はビットコインは2023年以降に価格高騰する可能性が非常に高いです。
そのカギとなる言葉が「半減期」です。
この記事では「半減期とは一体何なのか」「2023年以降どのくらいの価格上昇が見込めるのか」について記載していきます。
そもそもビットコインが生成される仕組みとは?
半減期の概念を理解する前にビットコインが生成される仕組みを知っておきましょう。
ビットコインを生成するためには”マイニング”という作業をする必要があります。
マイニングとは?
マイナー(ビットコインを採掘する人)が強力なコンピューターシステムを使ってユーザーの取引をチェックし、その取引履歴をブロックチェーンに記載する作業のことを指す。
そして、マイナーにはビットコインの取引履歴を記載してくれたお礼としてビットコインが渡される仕組みになっています。
これがビットコインが生成される仕組みです。
少し難しい話をしてしまったかもしれませんが、簡単に説明するとビットコインの取引履歴を記録するのに協力してくれた人に対して、そのお礼としてビットコインをプレゼントしているようなイメージです。
ビットコインの半減期とは?価格高騰に大きな影響を与える理由を解説
ビットコインの半減期とは簡単に説明すると市場に出回るビットコインの量が半分になる時期を指します。
ビットコインにはあらかじめ供給量が決められており上限が2,100万枚となっています。
そして、ビットコインを採掘してくれた人(マイナー)に対して、お礼としてビットコインを供給しているのですが、その供給量が4年に一回半分になるのです。
例えば、ビットコインが誕生した2009年から以下のように4年に一回、1ブロックあたりの供給量が半分に減少しています。
- 2009年:50BTC
- 2012年:25BTC
- 2016年:12.5BTC
- 2020年:6.25BTC
市場に出回る量が減るということはそれだけ希少性が高くなるため、半減期が訪れる際は非常に高い確率でビットコインの価格が高騰しています。
では、この半減期によってどの程度価格高騰したのでしょうか?
それぞれの年代別に紹介していきます。
ビットコインの半減期一覧を年代別で紹介!
2012年の半減期
2012年11月28日に最初の半減期が起きました。
この時点でのビットコインの価格は約12ドルでしたが、その後2013年に入りビットコインの価格は急激に高騰。
4月には約260ドルに達していました。
半減期を経て価格は約23倍になりました。
2016年の半減期
2016年7月9日に2回目の半減期が起こりました。
この時点でのビットコインの価格は約650ドルでした。
ビットコインの価格は半減期後に短期的に下落し、2016年の終わりまでに約800ドルまで上昇しました。
そして、2017年に入りビットコインの価格は急激に上昇し始めました。
2017年5月にはビットコインの価格は2000ドルを超え11月には約1万ドルに到達。
半減期を経て価格は約15倍になりました。
この価格上昇にはビットコインの普及や、関心の高まり、規制の緩和なども影響していたと言われていますが、半減期の影響も非常に大きいでしょう。
2020年の半減期
2020年5月11日に3回目の半減期が起こりました。
この時点でのビットコイン価格は約8,500ドルでしたが、2020年7月にはビットコインの価格は約9,000ドルから13,000ドルに上昇。
そして、2021年初頭にはビットコインが約4万ドルに到達し、歴史的な高値を記録しました。
半減期を経て価格は約4.7倍になりました。
ここまでの内容をまとめると下記になります。
- 2012年~2013年➡約23倍の上昇
- 2016年~2017年➡約15倍の上昇
- 2020年~2021年➡約4.7倍の上昇
このように半減期の翌年は必ずビットコインの価格が上昇していることが分かると思います。
市場に出回る量が少なくなり希少性が高くなったためです。
そして、半減期は4年に一回訪れるので次の半減期は2024年なります。
次のビットコインの半減期は2024年!価格上昇は見込める?
BITCOIN CLOCKというサイトの情報によると、次の半減期は2024年3月27日に訪れるようです。
ビットコインの半減期の正確な日時の特定は難しいため断定はできませんが、関係者の多くは2024年2月~6月あたりに半減期が訪れると予想しています。
なので、過去の流れから推測すると半減期の翌年、つまり2025年にはビットコインの価格が高騰する可能性が非常に高いです。
2023年~2024年の間にビットコインを多く保有しておけば2025年には大きな利益を手にすることができるでしょう。
2023年以降ビットコインの価格は何倍に増える?著名人の予想を公開!
Tone Vaysの予想
Tone VaysはTwitterで29万人以上のフォロワー、Youtubeで12万人近くのチャンネル登録者数を誇る著名アナリストです。
そんなTone Vaysは自信のYoutubeチャンネルで「ビットコインの価格は2025年までに約4,000万円まで上昇する可能性がある」と述べています。
ロバート・キヨサキの予想
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者として有名なロバート・キヨサキは2023年2月に自身のTwitterアカウントで「ビットコインの価格は2025年までに約6,700万円になる」との予想を投稿しました。
その理由として米ドルの信頼の崩壊を挙げています。
AIの予想
AIを利用したビットコインの価格予想を発表しているサイトが「コインプライス」です。
このサイトでは2032年までのビットコインの価格予想が公開されています。
各年の価格予想は下記のようになってます。
- 2024年:¥8,541,127
- 2025年 :¥12,039,825
- 2026年 :¥15,199,506
- 2027年:¥15,199,506
- 2028年 :¥18,195,730
- 2029年 :¥24,815,938
- 2030年 :¥27,417,817
- 2031年 :¥47,635,014
- 2032年 :¥63,977,522
ビットコインの予想金額は人によって違いますが、今のビットコインの価格よりも遥かに高くなると予想している人が多いです。
2023年の価格から5倍~10倍あたりなら可能性として十分高そうです。
半減期は4年に1回しかないので、このチャンスを逃さないように少しづつ資金を投下しておくことをおススメします。
まとめ
この記事では半減期の仕組みや、今後のビットコイン価格予想などについてまとめました。
- ビットコインには4年に一度半減期が訪れる
- 半減期の翌年は今まで必ずビットコインの価格が上昇
- 次の半減期は2024年
- 2025年にビットコインの価格が上昇する可能性は高い
- 著名人の予想を参考にすると5倍~10倍は十分目指せる
今の時代、銀行にお金を預けていても資金は全く増えません。
2025年まで銀行に貯金しておくくらいであれば、今のうちからビットコインに投資しておいた方が将来的に遥かに大きなリターンを得られるでしょう。
長期的な思考を持っている人が投資では大きな金額を稼げるので、この記事をご覧になっているあなたも今のうちからコツコツと投資を始めてみてくださいね。